入出力データ ####################### Cleanroomで使用する入力データと出力データの詳細について説明します。 入力データ *********************** 入力データは必ずディレクトリとしてアップロードする必要があります。 アップロードされたデータは、Cleanroom 内部の ``/WORK/inputs/`` に展開されます。 例えば、 ``./input/input.txt`` というファイルを以下のコマンドでアップロードした場合、Cleanroom 内部に ``/WORK/inputs/input_1/input.txt`` というパスで展開されます。 .. code-block:: console apc cleanroom data cp ./input app:input_1/ アップロードファイルサイズ制限 ============================== - 最大1GB セキュリティ考慮事項 ==================== APC DataCleanRoomでは、データの機密性とセキュリティを最優先に設計されています。 **暗号化** - **転送時暗号化**: すべてのデータは暗号化で保護されます - **保存時暗号化**: Cleanroom内のデータは常に暗号化された状態で保存されます - **鍵管理**: 各ユーザー固有の暗号化鍵が自動生成・管理されます **アクセス制御** - **データアクセス制限**: アップロードされたデータには誰もアクセスできません - **入出力分離**: 入力データと出力データは完全に分離されています - **権限ベース制御**: encrypted_files.yamlで詳細なアクセス権限を定義します 出力データ *********************** 出力データは、Cleanroom内の関数が処理結果として生成するデータです。 出力データは、Cleanroom 内部の ``/WORK/outputs/`` に保存されます。 例えば、関数内で ``/WORK/outputs/output_1/result.csv`` というファイルを作成した場合、以下のコマンドでダウンロードできます。 .. code-block:: console apc cleanroom data cp app:output_1 ./output_1/ ダウンロードファイルサイズ制限 ============================== 入力データと同様のファイルサイズ制限があります。 セキュリティ考慮事項 ==================== 入力データと同様のデータの機密性とセキュリティが保護されています。